児童館プロジェクト 平成27年度以降

10/11 成田小学校児童クラブ訪問 / 砂場ワークショップ開催

10月11日(月)10:00~11:30 
参加者:成田児童クラブ児童 11日26名、職員4名           
講師:齋正弘、サポート:SOAT4名(藤原、渡邊、佐藤、髙橋)

活動内容詳細:
 気温28度という10月とは思えない天候の中で1,2年生を対象に近くの公園で行った。齋じいが砂場に立ってここに1mの深い穴を掘り、熊の落とし穴を作ると言った。いつものように子どもたちに身長を聞いて1年生の肩の深さまで掘ると言った。そして砂場に大きな円を2つスコップで描いた。

齋じいは1mも掘るから小さなシャベルより大きなスコップがいいと言ってスコップで掘るようにアドバイスした。子どもたちは言われたとおり、大きな穴をせっせと掘り出した。スコップは10本しかないので、それを手にできなかった子どもは大人用の重たいスコップで砂を掘った。

ガツン。ここになんかある、そう叫ぶと別の場所でもガチン。「砂場の底じゃない?」「石かも」「じゃあ、掘ればわかる!」そう言って更に本気で砂を掘り出した。黒っぽい石がゴロゴロ出てきた。それを見て黒曜石だと言って拾い集める子どもが現れた。

 たくさん掘ったので結構な大きさの山ができた。だが、それを山とは認識していない様子だった。せっかくだから山を作ろう、富士山にしよう、と言いながら山裾を両手で固め噴火口を作った。だが、まだ山だと気づかないのか、気にしていないのか、掘った砂をそこにどんどん積み上げる。山裾が崩れるとそれをスコップで固める子どもが出てきた。山が結構大きくなった。

齋じいが「水を流すぞ」と言うとバケツに水をくんでひしゃくで水を流したり掘った穴にバケツで入れ始めた。大きな穴に裸足になって入る子どもも現れた。気持ちいい、女の子がそう叫ぶとあちらでもこちらで裸足になる子が出てきた。富士山からも溶岩の水が流れ、富士五湖に注いだ。

「もっともっと」と言って素足を出して流れてくる水を待っている。「はーい。」水くみも楽しそうだが忙しい。やがて終了時刻となりいつものように原状復帰。元に戻すときの注意点は、なんとなく元に戻すこと。きれいに戻さないこと。齋じいの指示で子どもたちは砂場を上手に元に戻した。

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