「富士山展」
開催期間:9月2日~14日
開催場所:ヤマダ電機本社ビル(高崎駅前)2階ギャラリー
SOATの作家作品は、12名 21点出展。 「富士山展」作家リスト
その他の展示作品紹介
・横山大観の「四季の霊峰」をはじめとする富士山の作品(版画)。
・山下清、桜井孝美、小幡春生などの版画、松尾用明など中堅作家の直筆作品。
・関東の新進の若手作家の直筆新作作品。
以上、合計60点前後の出品となっています。
「開催にあたり」
この度は、関東地区でSOATの作家作品を展示する機会を頂きありがとうございます。
3・11東日本大震災では多くの人々が犠牲になりました。
そして、沢山のアーティストもまた大きな被害を受けました。
3・11以降、しばらくは作品制作どころではなく、このような大惨事にアーティストが出来ることはなにか? 何もできないのか?何をしたら良いのか? アートの力とは何なのか? など、自問自答の日々でした。
そうした中で、アーティストが出来ることの一つとして、被災した子どもたちの心のケアー・アートワークショップと画材などの支援活動「にじいろぱれっと」を始めました。
SOATは、さまざまな復興支援活動とともに、子どもたちの育成と地域社会貢献活動を進め、広く地域の人たちと関わることで、アートではお腹がいっぱいにはならないが、アートに触れることで五感を養ったり、傷ついた心のケアーができること、アートは大切なものだということを知っていただく活動をしております。
震災から2年が過ぎて、本来の作家活動が少しづつ動き出しました。
この間、優秀な若手作家がやむなく制作活動を断念したり、住むところを失い他県に移住したり、福島から仙台へと、私たちの周りでも様々な変化がありました。
しかし、東北のアーティストは、今こそ関東の皆様のお力を借りながら100年に一度の体験を基に、血肉を削るような東北らしい作品を皆様に見て頂きたいと思っています。
このような機会を大切にして繋がるアートを広めていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
ご協力を頂きました関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございます。
2013年9月吉日
NPO法人東北の造形作家を支援する会
理事長 藤原久美子
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