2021年度 SOAT×児童館協働プロジェクト
開催日時: 2021年5月13日(木) 9:45~13:00
場 所: 坪沼農園(農業指導:佐藤さん夫妻)
参加者: 児童館職員13名(榴岡4名、新田4名、成田3名、成田東2名)
NPO法人せんだい杜の子ども劇場代表理事 齋藤 純子
SOAT: 3名(藤原、渡邊、佐藤)
自然体験ワークショップ講師:齋正弘
活動内容詳細:
坪沼八幡神社駐車場に集合し本日の活動概要の説明がSOATから、研修の心構えがせんだい杜の子ども劇場代表の齋藤さんからそれぞれあり、その後すぐに坪沼農園に向かった。
農園では佐藤さんご夫妻がサツマイモの苗をすぐに植えられるよう準備して頂いていた。職員は植え方の説明を受けながら佐藤さんが実際に植えるのを見て方法を学んだ。児童館でサツマイモを植えた経験のある職員もどこから発根するか、どこまで地中に入れたらよいか、マルチングした穴の周りに土をかけることが大切、といったことまでは知らなかったので勉強になったようだ。
サツマイモの植え付け後は神社の境内で齋さんの神社に関する話題提供があった。日本人の大本(おおもと)の宗教は何か、日本人の考える彫刻は神社仏閣の彫り物や根付けにイメージがあった、坪沼八幡神社の歴史や他の神社との違いやお参りの挨拶など、多岐にわたった。職員は齋さんの話を興味深く聞きながら拝殿を1周し、裏手の杜を歩いた。
途中で職員をしゃがませ、子どもたちの目線で見える世界を体験してもらった。目線を子どもの位置にしただけで見える世界が違うことに驚く職員もいた。
杜を抜けると職員は根添城跡まで移動し1000年以上前の合戦、土地に根ざした神がいたこと、館跡に残る空堀についての説明を齋さんから聞いた。一通り話が終わると職員は全員、空堀をロープで下りる体験をした。
齋さんの提案でロープを木に結ぶ体験もしてもらった。空堀を歩くと反対側の田んぼに出た。そこから畦道を歩き、トトロの道と齋さんが呼ぶところを探検し、坪沼の旧街道らしき道を往復し、鎮守の杜にたどり着いた。
そこでは子どもたちがこれまで作った遊具を見学し、「倒れるぞー」という活動をすることなどの説明を聞いた。
その後、社務所で4児童館職員の本日の研修の感想を含めた自己紹介を行い、SOATが訪問モザイクアートワークショップの説明を簡単に行った。
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