8月5日(水)13:00~15:00 「舟を浮かべよう」実施
参加者:新田児童館 児童71名、職員9名
指導:齋 正弘、サポート:SOAT 3名(藤原、佐藤,渡邊)
活動内容詳細:
いつの間にか齋じいの周りに人だかりができて竹の木っ端が浮かぶか,実験。浮かばない。職員がどこからか緩衝材の発泡ウレタンを持ってきた。それを細く切って先端をハサミでチョン,チョン。舟のできあがり。子どもたちもまねしてハサミでチョン,チョン。マジックで色を着けてマイボートのできあがり。
一方,庭の中央では太い竹を割って舟を流す樋作りが始まった。鉈(なた)で3,4メートルもある竹を高学年の児童が割り始めた。もちろん彼らにとっては初めての体験である。
「鉈って,危ないよね。怖くないかな。」始めは恐る恐る鉈の背を金槌でたたいていたが竹は思うように割れてくれない。もっと怖い顔をしてたたくように齋じいからアドバイスがあった。しばらくするとパン!という音がした。「音聞こえたか?」「うん,聞こえた。」竹が割れると音がすることを話すともう一度音を聞きたくて先ほどの男子が真っ赤な顔でさらに鉈の背を叩き始めた。「○○くん,かっこいい。」近くで見ていた女子にそう声をかけられ,脇目も振らずひたすら竹割りに励んだ。「僕もやりたい。」「私もやりたい。」と竹割りが高学年には人気だった。
竹の節抜きを低学年が終えると竹製樋のセッティング。
用意したバケツに水をくんで端から流して,いよいよマイボートでの遊びが始まった。外気温は確実に30度超えの中での水遊びは楽しいようで水くみに忙しい子ども,うまく流れない部分の修理をする子ども,樋から流れる水を両手で受けて楽しそうにしている子ども。プールにためた水を掛け合う子ども,溜まった水を小さな入れ物で砂場に運んで遊ぶ子ども。竹切りに挑戦する子どもや切った竹で館長が作った竹馬で遊ぶ子どもなど,久しぶりに思いっきり遊んだ。
いろいろな遊びの中で子どもたちに教えられたことが2つ。1つはプラスチックの樋である。ガムテープがうまくつかない部分があり,何度か貼ろうとしたがつかなかった。どうするのか見ていると「こうすれば?」といってガムテープを上に持ち上げ,樋に架かる橋に見立てた。
2つめは見た目においしい泥団子の作り方である。これは1年生のとい君直伝である。みんなに教えたら,というと「いいよ。でもちゃんと名前もさ,出して。じゃないと僕が教えたことがわかんないでしょ。」というので名前を公開。
おいしい泥団子の作り方
泥を手早くクルクルって丸める。→乾いた砂をまわり(表面)につける。→さーとまわりをなでる。→ちょっと磨いてみる。→だめならもうちょっと乾いた砂をつけてみる。
熱中症が気になる天気だったが,子どもたちは全身汗まみれ,水まみれになりながら思いっきり遊び,ストレス発散できたようだ。
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