開催日時:2019年10月26日(土)10:00~15:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:成田小学校児童クラブ 児童27名、職員4名
成田東小学校児童クラブ 児童8名、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生1名
活動内容詳細:
雨が上がったばかりの坪沼に、2つの児童クラブの子ども達がバスで到着した。まだ道が濡れていて足場が悪かったので、長靴に履き替えて、いつもとは少し違う道を通って神社へ向かった。
社務所に荷物を置いて身支度を整え、神社の神様に挨拶をして、一同は探検に出掛けた。
いろいろな物に興味津々な子ども達は、よく言えば好奇心旺盛で活発だ。しかし自然の中ではそれが危険に繋がる可能性もあるため、齋じいは「先に行くと迷子になるぞ」とか「イノシシ除けの電気柵には触らないように」と理由を説明しながら歩いて行った。
根添館跡の空堀を下りて上る活動では、ほとんどの子が果敢に挑戦した。直前の大雨でできた大きな水たまりを避けながら、慎重に進んでいく。中には怖くてなかなか降りられない子もいたが、周りの子が応援したり手を引いてくれたりと、仲間で協力する様子が見られた。ロープを掴みながら上り下りするのだが、数名の男子達は男の意地だと言わんばかりに「ロープ無しで行ける!」と自らの手足のみで登り切って見せた。
その後はヒノキ林で自然遊びを行った。木に登ったり鋸で木を切ったり、初めての体験に最初は「出来るかなぁ。」「1年生でもやっていいの?」と遠慮がちだった子もいた。やり方やコツが分かってくると夢中になって活動していた。
お昼ごはんを食べて休憩をとってから、代表の児童数名が白菜と大根の観察日記を描いた。
午後は白菜の収穫を行った。残念ながら今年は白菜が不作で、8月に50個以上種をまいたはずの白菜が17個しか実らなかった。その貴重な白菜を2人1組になって収穫した。
一人は白菜を支え、もう一人は包丁を押し当てて根元からザクっと切り取った。見事に成長した白菜は子ども達にとってはとても大きく、「重い!」「でかい!」と2人がかりで運ぶ子が多かった。とはいえ、参加した児童の数に収穫量が足りなかったため、使い収穫予定の大根の一部を収穫する事にした。収穫は大きな喜びだったようで、ニコニコしながら「鍋かな~。」「大根サラダも美味しいよね。」と食べ方をあれこれ考えて楽しんでいた。子どもたちはそれぞれ自分が収穫した、重くて嬉しいお土産を頑張ってバスまで運び、笑顔で帰っていった。
観察日記
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