令和元年7月16日(火)9:40~10:30
場所:福島県 富岡町立富岡第一中学校校舎 多目的ホール
参加児童生徒:24名(小・中学校総数26名)
指導:SOAT渡邊廣一、サポートSOAT2名/藤原、高橋
協力:富岡町立第一小学校、富岡町立第一中学校、富岡町立第二小学校、富岡町立第二中学校
<ワークショップ時の児童生徒の様子>
第1回目のワークショップということで、これからどのようなワークショップを行うのかという説明および、なぜその内容(モザイクアート)を行うかの説明を行った。児童生徒総数26名(当日欠席2名)の学校内には支援でもらったものがいっぱいあった。常に支援される側にいる子どもたちが富岡の町を応援する側に立てるということを説明した。中学生の数名はその説明に大きくうなずいたり、口元に力を入れてきゅっと結ぶものもいた。
富岡町を勇気づけるために、富岡で誇れるもの、有名なものは何かという問いかけに子どもたちはたくさんの答えを出してくれた。それらを元にモザイクアートの下絵の元となる絵をワークショップ終了15分前から描き出した。
画用紙を渡した途端に「絵は苦手」という子どもたちがいた。確かに苦手な絵だった。新しい時代の大人に必要とされる創造力や発想力に不安も感じたが、熱心に小中学生が一緒になって相談し、なんとか富岡の役に立とうと絵を描き続け、よいワークショップになった。絵を描く前に実際モザイクアートで使用するベネチアングラス片を一人一人に手渡し、ガラスの感触や色を確かめてもらったが、ブルーのガラスを手にして「きれい」という言葉が子どもたちの口をついて出たことは素晴らしい経験を与えられたと考えてる。
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