児童館プロジェクト 平成27年度以降

2019年度児童館訪問 砂場WS / 6月26日榴岡児童館

開催日時:2019年6月26日(水)
場  所:榴岡児童館、仙台市立榴岡小学校
参 加 者:未就学児 約10名 児童 約60名、職員5名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生2名

活動内容詳細:
未就学児の部10:20~12:00
榴岡児童館は未就学児の親子も利用しており、午前は1~3歳くらいのお子さんとお母さんと砂場ワークショップを行った。参加した子どもの中には、普段あまり砂場で遊んでいない子や初めて砂場遊びを体験する子もいた。最初こそ砂や水に触れるのをためらっていた子もいたが、何回か触ってその気持ち良さや面白さが分かると、服や手足が汚れるのも気にせず夢中で遊び続けた。何かを作るというよりは、小さなスコップで砂を掻いたり、泥をつかんで落としたり、ジョウロで水をまくなどの単純な動作を何回も繰り返し、手を動かして起こった結果やその感触の面白さを全身で味わっていた。
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楽しそうに遊ぶ子どもの様子を見たお母さん達からは「こんなに喜ぶなら、今度公園に行ったら砂場遊びさせてみようかな。」「身近に安心して遊ばせられる砂場がなかなか無いから、児童館で遊べるのはとても良い。」というコメントもあった。
小学生の部 15:30~17:00
午後は小学生を対象に、小学校の校庭の砂場で活動を行った。まずは熱中症対策のためブルーシートを砂場の上に張り、お手製の日よけテントを作った。テントの下にもぐって最初にした作業は「ゾウの落とし穴作り」だった。ゾウが入るくらいの穴、と聞いて子ども達はとにかく大きな穴を掘ろうとスコップを手に持ち、一斉に砂をザクザクと掘り始めた。同じ目標を共有すると自然と結束力が高まり、男女問わず仕事を分担したり道具を交換して、協力しながら作業に取り組んだ。
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掘り進めると穴と同じ大きさの山ができ、深いところにあった砂はしっとりしていた。いつの間にか遊びは色々に発展し、山にトンネルを開通させたり、バケツに砂を盛ってかき氷に見立てたり秘蔵の薬に見立てるなどの「ごっこ遊び」を楽しんだり、水を入れて川を作ったりと、それぞれがやりたい事に夢中になった。
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最後は「校長先生に怒られないように」と、大きな穴やら山やらのデコボコ地面を平らにならした。片付け作業も手足を泥だらけにしながら楽しんだ。
「あーあ、汚れちゃった。」そう言いながらも子ども達は満足そうに笑って帰っていった。
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