開催日時:5月23日 11:00~16:00
場 所:午前の部 榴岡児童館砂場/午後の部 榴岡小学校砂場
参加者数:午前の部/未就学児親子16組(33名)午後の部/児童53名 職員6名
講師:齋正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
活動内容詳細:
11:00~12:30 未就学児親子を対象にした午前の部
始まる前から砂場に駆け寄って遊ぶ子供たちがいたこともあって、開始すると同時に殆どの親子が自然に砂場遊びを始めた。
はじめはみんな靴を履いたまま楽しんでいたが、砂の感触を楽しめるから裸足になったらどうだという大人たちの提案には、中々うなずかない子供たちだった。
けれど一人が裸足になって遊び始めるとだんだん回りの子供たちも裸足になり、砂で足を埋めてみたり、泥の中で足をばたばたしたりと、汚れることも気にせず全身で砂場遊びを楽しんだ。
14:00~16:00 午後は児童館の子供たちが自由に参加しての砂場ワークショップ。
6畳ほどの砂場に50人以上が集まった。
開始してすぐに一番に参加した6年生が、大きいスコップを使って穴を大きく掘ってくれた。高学年生が一生懸命に砂場で何を作ろうとしてるのかと、下の学年の子たちは興味津々であった。
「落とし穴を掘っているみたい」「砂場の底はどこにあるかな」などと伝えると、子供たちはすぐに道具を手に全力で砂場を掘り始めた。
はじめのうちはみんなが砂を掘る事に集中していたが、誰かが水を持ってくると真似して水を運ぶ子供と掘り進める子供に分かれていった。やりたいこと、出来ること、頼まれたことなど自然に役割の分担ができあがり、それぞれの役割を楽しみながら行うことで、子供たちのコミュニケーションやチームワークが生まれていった。
児童館職員や大人が積極的に砂場に入って参加することで、子供たちは不安なく輪に入り、自然な形で大人とのコミュニケーションも出来ていた。
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